サウンドマーケター・眞山健幸のブログ

サウンドに秘められた未知の可能性を引き出す、音の広告代理店

想像力を揺さぶる!これが音の面白さだ!

time 2018/08/28

想像力を揺さぶる!これが音の面白さだ!

どんも、マヤマです。

音の面白さに気付いて、サウンドマーケティングという起業を思い立ったんですが、音って具体的にどういうところが面白いと思いますか?

あまり考えたことがない方がほとんどだと思いますが、僕たちは知らず知らずのうちに、毎日何らかの音によって心動かされたり、意思決定したりしてるんです。それを意識しながら一日過ごしてみると、思わぬ発見があるかもしれませんよ!

どんな形で、音は僕たちに影響を与えているんでしょうか?

sponsored link

潜在意識に働きかける

「初めての~~」

この文章を見て、何か思い浮かぶことはありますか?これだけで思い浮かぶ方は、よほどその企業のキャッチコピーがうまくできている証拠です。またはこのサービスを実際に使った方かもしれませんね。

では、テレビCMのあるワンシーンを思い浮かべてみてください。

筋肉隆々のラグビー選手が、ある女優の家のインターホンを鳴らし「試合は明日ですが、来ちゃいました~!」みたいなことを言って押しかけてくるCM見たことありませんか?(平成30年8月現在wそのうち変わるかも)

ここまでお伝えすると、思い浮かべるんじゃないでしょうか?金融会社の「初めての〇〇〇」というCMのフレーズのことです。

さて、ではどうやってこのフレーズを思い浮かべましたか?多分棒読みでこの文章だけを思い浮かべる方は稀なはず。ほとんどの方は、音楽にのってこのフレーズが流れているテレビ画面を思い起こしたはずです。

これが音の力です。大して興味を持っていない人の記憶にも、鮮烈にその存在を刻んでしまう!ってことなんです。

僕は金融屋さんのお世話になったことは一度もないし、これからもそうそうないと思います。でも覚えてしまっています。僕みたいな方も、いっぱいいるんじゃないでしょうか?

もしその中の誰かが金融屋さんに行かなければならなくなったとき。どこにしようか?あ、そういえば、あのCMで「初めての〇〇〇」って歌ってたな、初めてだから、ここに行ってみようか・・・

この思考に至らしめることが、この企業の狙いです!まさに新規顧客獲得のために作られたキャッチフレーズとCM。

考えると面白いけど、そら恐ろしくもなります。。。

興味のない人間の記憶にすら潜り込み、潜在意識に働きかける。これが音の威力です。

過去の経験とリンクする

また質問します。

あなたの高校の卒業式の入場のときに流れていた音楽はなんですか?中学の卒業式の入場のときに流れていた音楽はなんですか?

おそらくすぐにパッとその曲名と、そのときの情景が思い浮かぶんじゃないでしょうか?

僕の場合は、中学のときはエルガーの「威風堂々」、高校のときはビバルディの「四季」の「春」でした。同じ人もいますかね??どこも似たような音楽ですよねw

でも決定的に違うのは、その人の体験です。僕の場合、高校の卒業式が印象的でした。

隣の女子が泣きじゃくっていて、悔しいような悲しいような、なんともいえない気持ちになった記憶が、鮮明に残っています。そのおかげで、僕の中で「四季の春」と言えば、卒業式の音楽になってしまいました。

これも音の力の一つ。

過去の経験と深く結びついてしまうんです。

他にもありますよね。恋人が「君のために」と言いながらカラオケで歌ってくれた歌なんかも、その歌自体が恋人との思いでになってたりしませんか?

音には、その人の経験や記憶を刻んでしまう力があるんです。

映像でも記憶に残りますが、キッカケに触れたとき、どちらが鮮明に蘇るでしょうか?意外に音の記憶のほうが、強く残っているそうですよ。

想像力を掻き立てる

実はこれが一番音の面白いところ。

ボイスドラマを聞いたことがありますか?セリフと効果音とBGMだけで作られる、音声だけのドラマのことです。まさに情報は音しかない、でもドラマなんです。

なぜドラマなのか?

視聴者は音を聞きながら、その情景を想像しているからです。視聴者の脳内で、そのドラマは展開されていくんです。

僕はこのボイスドラマを作る活動をしていましたが、この想像力を使って、どうやって視聴者をハラハラさせるか考えながら作っていました。

例えば、こんなシーンがあったとします。

正義の味方「お前を倒し、平和をつかむ!」

悪者「そんなことはさせん!返り討ちにしてやる!」

※時代背景とかは、ご想像にお任せしますw

効果音:激しく交わる剣の音。やがて、何かを切り裂く音!その直後、人が倒れる音。

 

・・・・・・

 

どうですか?台本だとこんな感じです。リスナーさんは、聞きながら「決着がついた?どっちが勝ったんだ?」とハラハラします。お互いが言い争いをしているまでは想像がつきましたが、その後の効果音だけでは、結果が分からないんです。

この後例えば

悪者「おれの、負けだ・・・」

なんてベタなセリフがあれば、初めてリスナーは「あ、正義が勝ったんだ!」と知ることができます。

これが映像ならどうでしょうか?見ただけですぐに勝敗が分かってしまいます。(たまに、無駄に間をとる演出をしている映画もありますけどw)

ラブシーンでもこの技は使えます。

男「いいだろ、キスさせろよ」

女「そんな、だめよ・・・あっ」

最後の「あっ」がポイントですねwこのあと沈黙が入ります。さて、この男女はどうなっているんでしょうか??

やはりリスナーは聞きながら想像してしまうんですが、その想像が果たして合っているの・・・?この次の展開が入るまで、ハラハラしっぱなしです。

ここが音の面白いところです。想像力のみだから、映像とは違う方法でリスナーの感情を揺さぶることができるんです。

 

まとめ

どうでしょうか?音って面白いし、すごい力を秘めていますよね。

この音を自由自在に使うことができたら、聞いてくださる方の心を揺さぶることもできるような気がしてきませんか??

音をどうすれば有効に使えるか、このブログで次々に発信していきますね!

sponsored link

down

コメントする




プロフィール

眞山健幸

眞山健幸

専門学校卒業後、シナリオライター養成所に通って脚本を学ぶ。その後、会社員の傍ら2010年にボイスドラマ制作サークルを立ち上げ、10作品を世に送り出す。2014年に転勤のためサークル活動から離れるが、web小説を執筆しコンクールで入賞するなど、創作活動は続けていた。2018年に創作活動への想いから、週末起業を考案した。
とりあえず毎日カレーが食えれば幸せな、単純なオッサン。 [詳細]

販売中電子書籍

アーカイブ