2018/08/26
小説を書いたり、イラストを描いたり、ゲームを作ったり・・・クリエイターの方はプロ・アマ含めると意外にたくさんいらっしゃるものです。
僕も物語を作るのが大好きなクリエイターの一人です。
そんなモノ作りをされている方なら、自分が作った作品を販売して収入にしたり、多くの方に見てもらいたい。そういう切実な願いを持っているはず。
そんな方へは、即売会の参加をおすすめします。日本最大の即売会・コミックマーケットに参加してはどうでしょう!?
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目次
コミックマーケットとは?
一言で言ってしまうと、「同人誌の即売会」です。夏のお盆期間である8月10日前後、年末の12月30日前後、それぞれ3日ずつ開催されています。
直近では、コミックマーケット91が昨年末に行われました。次回の92は、2017年8月11日~13日に、国際展示場で行われます。
印象としては、オタクの聖地という感じでしょうか?しかし、その印象だけで判断するのは早すぎます。
そもそも同人誌とは何でしょうか?
元々の意味は、「主義・志を同じくする人が集まって編集・発行する雑誌」という意味があったそうです。それが巡りめぐって、アニメのマニアやR18が大好きな人たちの集団が発行する雑誌のような印象になってしまいましたが、それは一部の話です。志を同じくする人の集まりが、今はサークルという形になって、このような即売会で販売しています。
僕も仲間と出店したことはありますが、アニメの二次創作などではなく、完全オリジナルの作品を販売していました。中には小説や小物を販売しているサークルさんもあります。
完全なオタク向けのイベントではないということは明記しておきたいと思います。
コミックマーケットは、その数ある同人誌の即売会の中でも、日本最大のものということができます。
歴史と来場者
歴史も古く、始まりは1975年。虎ノ門で行われたこのときは、来場者は700人だったそうです。
それが昨年末東京ビッグサイト行われたコミックマーケット91の総来場者は、驚愕の55万人!!
ちなみに、日本で最も人口の少ない県である鳥取県は57万人です。つまり、コミケが開催される3日間で、鳥取県の人口とほぼ同じ人数が東京ビッグサイトに集まるということになります。
一つの県の人口に匹敵する人数が、一つの施設に集まる。こんなモンスターイベント、参加したことがない人には想像がつきますか?(笑)
この画像は、僕が出店したときのコミケ会場前の様子です。開場待ちの人で道が埋め尽くされていました。
コスプレ
コミケ=オタクのイメージがあるのは、コスプレイヤーの存在もあるでしょう。
アニメのキャラになりきったコスプレイヤーたちが、堂々と歩くことができる、数少ないイベントの一つです。
この辺は僕は詳しくないので是でも非でもないのですが、思い切り非日常感を味わうことができるという意味では、肯定派には入ると思います。しかし、女性の露出には気をつけてくださいね!嬉しいやら気まずいやら・・・複雑な気になります(笑)
ウソかホントか?コミケの信じがたい噂
本題になかなか入らないのですが、もう少しコミケのモンスターっぷりに触れてみたいと思います。
コミケに訪れる来場者数がハンパないことから、様々な逸話が生まれています。来場したことがある方は、あながちウソではないだろうと分かるかも?
①近くのコンビニのATMのお金が、全てなくなる。
来場者は、ここぞとばかりに散財・・・と言ったらだめなのかな(笑)お金を使っていきます。会場の東京ビックサイト近くのATMは、来場者がお金をどんどん引き出していくので、カラになってしまうものがあるそうです。
調べたところ、来場者の平均予算は1万前後だそうです。
これが来場者55万人とかけると、55億円!!
しかし、これだけではありません。コミケには同人誌のブースに加えて、企業ブースという場所があります。これは、人気ゲームやアニメを販売している企業が出店しているスペースで、ここでのお金の動き方は、同人誌スペースの比ではありません。1つ数千円から1万円以上の商品が全て完売になります。
1回のコミケで動くお金の総額は、コミケ外での交通費や宿泊費等も含めると、700億円以上と言われています。
もうわけがわかりませんね(笑)そりゃあATMの何台かはからにもなるでしょう(笑)
②会場の中に雲ができていた。
夏に行われるコミケの会場は、人口密度と気温との戦いです。会場内は冷房がきいているだろうと思ったアナタは、コミケの怖さをまだ知りません(笑)もちろんフル稼働しているはずですが、まったく涼しさはありません。人の熱気がはるかに上回ります。
そんな中、会場内に雲でができていたという目撃談が多くあるようです。雲ができる条件は詳しくはわかりませんが、まぁできても不思議ではないです。
③万全なスタッフサポート体制。
これだけ人数が集まるモンスターイベント。病人やけが人が出たりしたときは大丈夫なんでしょうか?
調べてみたら、大丈夫ということが分かります。
医者と看護師のボランティアスタッフが、百名体制でサポートしているそうです。
突然盲腸になっても、銃で撃たれても大丈夫とのこと。。。
ボランティアということは、無償でサポートしてるんでしょうか。
④電車のドアが人の圧力で曲がった。
さすがにこれは経験者の僕でも信じがたいんですが・・・
会場最寄の国際展示場駅へは、りんかい線で向かうのですが、そこに人が集中するので、人の圧力でドアが変形して開かなくなった車両があるとのこと。
ドアが変形する前に圧死者が出ているんじゃないかと思うんですが・・・(汗)真相は不明です。
まとめ
長々と、モンスターイベント・コミケを紹介してきましたが、これが前置きです(笑)
本題は、このコミケに出店してみませんか??という内容です。
流通にのっていない作品の販売ですから、大きな売り上げにつながるかは未知数です。しかし、これだけ大勢の方が来場しますから、工夫すれば全く売れないということはありません。
僕たちも初参加でも、制作費をトントンにする以上は利益をあげることができました。
次回以降、コミケの参加方法についてお伝えしていきますね!
コメント
こんにちは、ランキングからきました。
コミックマーケットというイベントがあるのですね。
すごい来場者数!もう既に知っている方も多そうですね(^^)
わたしは、オタクはスバラシイと思っています。
すきという気持ちで、素直にうれしそうで喜んでいる姿がとてもステキだと思うからです(^^)
それにしても、ATMでお金が空になることがあるんですね(笑)
by 桐島あい 2017年4月14日 4:13 PM
こんにちわ!コメントありがとうございます!
コミックマーケットは、オタクの聖地というだけでなく、経済効果で考えてもすごい大きいですよね!
こういうお金が動き流れにはのってみたいものです。なかなかに覚悟がいりますけど(笑)
by kawaguchisusumu 2017年4月14日 5:00 PM